2005年07月14日19時19分
道交法改正で高速道路と自動車専用道路でのオートバイの2人乗りが解禁された今年4月から3カ月間に、全国で13件の2人乗りのオートバイの事故が起き、計3人が死亡、20人が負傷したことが14日、警察庁のまとめで分かった。
改正道交法は、普通・大型自動二輪の免許取得から3年以上で20歳以上の運転者は、禁止区間を除いて高速道路などで2人乗りができるとしている。
広島県のバイパス道で4月14日、免許取得後1年以内の17歳のアルバイト少年が転倒して死亡したほか、茨城県の常磐道で同28日、ガードレールに衝突した無免許の34歳自動車販売業が死亡。6月19日には大阪府の阪神高速を逆走した免許取得後1年以内の23歳の運転者が対向車と正面衝突して死亡した。3件とも亡くなったのは運転者だった。
全国の警察は、20歳未満や免許取得後3年未満だったとして39人を、2人乗りが禁止されている都心の首都高速を通行したとして3人を取り締まった。
他の新聞社も同様の報道をしているようだ。
それが二人乗りに基因する事故なのかという検証は無しに、警察の報道を垂れながすだけ。
それはもはや報道機関としての責務を放棄した、御用記事と言っても過言ではないだろう。
無定見にもほどがある。
まして事故を起こし死亡した3人は、無免許や無資格運転ではないか!
(未確認だが、死亡した39歳の男は「旧車会」と自称する、暴走族くずれだそうだ・・・いい歳して!)
本来なら二輪車とその2人乗りの危険性とは別に語られるべき問題を、さも二輪車が危険であるかのような印象を与える報道の在り方に憤りを感じる。
危険なのは二輪車ではなく、事故を起こしたコイツら自体なのだ。
まあ、記事を良く読めば判るのだが、これらの事故は図らずも2人乗りの安全性を証明する結果にもなってしまっている。
この3ヵ月の間に二人乗りの事故(原因が二人乗りそのものにあるかどかは別としてだ)は僅か13件しかおきていず、さらに死亡者は3人だけ。
これを多いとするか少ないとするかは置くとして、一体この間に複数名乗車の自動車は何件の事故を起こし、何人死亡していることか・・・二輪車の2人乗りは本当に危険なのか?
しかも、解禁に当たって問題視されていたパッセンジャーの安全性に関しても証明された。
3件の死亡事故は、全てライダーが死亡しているのだ。
笹川某があれほど騒いでいたパッセンジャーのセーフティマージンは、思いのほか高かったということだ。
もし警察からの発表が価値のないもの、または話題性に欠けるものならば新聞各社は黙殺するはずである。掲載したと言うことは一定の価値を見出したからだろう。
ならばなぜ、あのような垂れながし記事にしてしまったのか?
ワシのような素人でさえ、上述程度のことは読み解ける。
まさか新聞社ができないはずはない。
それでもあの程度の報道しかできない(しない)とすれば、日本の報道機関は死んだと言わざるを得ないだろう。
そして警視庁はいつまで2人乗りの危険性という妄想を盾にして首都高の規制を続けるのだろうか?


